お肌のカウンセリング室 −悩み別のお手入れ−

毛穴

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あなたの毛穴は、どのタイプ?

毛穴は、その目立ち方によって原因が違います。
まずはご自分の毛穴のタイプを知ることが、効果的なお手入れのカギです。

黒ずみ毛穴

皮脂や汚れが混ざって固まった「角栓」ができている状態。この角栓が酸化して黒ずんで見える。

開き毛穴

水分不足で硬くなった角層によりキメが粗くなり、毛穴が広がって見える状態。

すり鉢状毛穴

過剰な皮脂で毛穴出口付近が炎症(肌荒れ)を起こし、すり鉢状に凹み広がって見える状態。

たるみ毛穴

ハリの衰えにともない、毛穴が下に引っ張られて目立つ状態。毛穴の形が斜めになっているのが特徴。

必要なケアとお手入れのポイント

角栓・余分な皮脂を除去古い角質を柔らかくするうるおいを与える肌表面の菌バランスを整える

実は毛穴悩みは複雑に絡み合っています。共通して大切なのは、汚れを毛穴に残さない「除去」、肌荒れやハリ不足をケアする「保湿」、そして、肌表面の菌バランスを健やかに保つことです。

お手入れPoint1 何度も洗う&ゴシゴシ洗顔はNG

汚れが気になるからと何度も洗うと、必要な皮脂まで取り過ぎ、かえって皮脂の過剰な分泌につながります。
またゴシゴシ洗うなどの刺激は、さらに毛穴を広げる原因に…。
汚れを浮かせて吸着するようなクレンジングや洗顔料でやさしく洗いましょう。

お手入れPoint2 保湿で古い角質を柔らかくする

古い角質が剥がれ落ちていかないと、毛穴も詰まりやすく角栓の原因に。しっかり保湿して肌をやわらげ、ターンオーバーを促し、古い角質をきちんと排出できる肌に整えましょう。

お手入れPoint3 うるおいはたっぷりと

毛穴に悩む肌はベタつくことも多く、つい保湿を控えがちですが、これは逆効果。
皮脂の分泌を促します。また「すり鉢状毛穴」も「開き毛穴」も「たるみ毛穴」も、乾燥が大敵なので、適量をしっかり届けましょう。

お手入れPoint4 蒸しタオルで毛穴を広げる

黒ずみや角栓がかなり気になる時は、洗顔前にレンジで温めたタオルで肌を蒸し、毛穴を広げてから洗顔するのがおすすめ。毛穴パックやピーリングは、かえって毛穴が広がる原因になるので使わないようにしましょう。

<レンジで簡単!ホットタオルの作り方>

① 水で濡らしたタオルをくるくると巻き、しっかり絞る。
② 乾燥しないようラップで包み、500Wで30秒程温める。
③ ラップを外し、顔にのせます
※ラップを外す時はやけどしないよう、熱さの様子を見ながら。

お手入れPoint5 肌表面の菌バランスを整える

肌表面には「美肌菌」や「悪玉菌」などが存在しています。
「美肌菌」は、皮脂を分解してうるおいの元を作ったり、肌荒れなどを防ぐ抗炎症作用などの肌に有用な働きをしてくれます。雑菌の繁殖を防ぎ、美肌菌の栄養となるといわれるダイズ由来の保湿成分を配合したスキンケアを選んで、美肌菌が育ちやすい環境に整えることも大切です。

 <美肌菌の栄養になる成分例> 

納豆エキス  ポリグルタミン酸  ダイズエキス 酵母エキス