なぜハリが衰え、シワができるの?
肌の中では、コラーゲンなどがバネのように土台を支えています。
このコラーゲンが加齢や紫外線・乾燥などで減ったり弱くなると、ハリが衰え、シワやたるみを招きます。また、角層細胞がふっくらうるおいで満たされていないこともハリ低下の原因になります。
ハリのない肌
肌の中のバネが衰えてハリが低下。
年齢ラインやたるみが現れている状態。
ハリのある肌
肌の中のバネが元気でうるおいもたっぷり。
ふっくらピンとした状態。
必要なケアとお手入れのポイント
成分の通り道をつくるうるおいで満たすコラーゲンにアプローチ乾燥小ジワにアプローチ
ハリ不足の肌は、表面も凹凸ができてなめらかでないため、美容成分が届きにくい状態。
まず成分の通り道をつくって、うるおいとコラーゲンをサポートする成分を、表面から肌奥*すみずみまで送り込むことが大切です。*角層まで
お手入れPoint1 導入オイルでうるおいの通り道をつくる
シワやハリ不足の原因は肌の奥※にあります。しっかりと肌奥※まで成分を行き渡らせるために、洗顔後は、導入オイルなどで肌をやわらげ、与えたうるおいが届く肌をつくりましょう。 ※角層まで
お手入れPoint2 うるおいはたっぷりと
肌の乾燥はシワの大敵。角層内をたっぷりとうるおいで満たすことが大切です。年齢によるハリ不足が気になる方は、うるおいやコラーゲン生成をサポートする女性ホルモン様作用のあるダイズエキスなどが配合されたアイテムを使って、うるおしましょう。
お手入れPoint3 目もと・口もとは2度づけ
目もとの皮膚の厚さは頬に比べ約半分ほどしかなく、水分が抜けやすいため乾燥しがちです。
口もとはたえず動く部分であるため、シワが出やすい部分。
全体保湿をした後は、気になる部分は重ねづけ。
最後はハンドラッピングでしっかり閉じ込めましょう。
お手入れPoint4 表情筋を鍛える
目もとや口もとは豊かな表情づくりに欠かせないパーツ。
それだけに「表情ジワ」もできやすい部分。
簡単な表情筋エクササイズを取り入れるのもおすすめです。
<上まぶたの筋肉をストレッチ>
① 軽く目を閉じた後、少し強く閉じます(眼球を押し込まない程度)
② そのまま3〜5秒キープ
③ ゆっくりと目をあける(額にシワがよらないように)
<ほうれい線対策ストレッチ>
① 口をすぼめて前方に突き出す
② 口を元のように戻しつつ、さらに歯を唇で巻き込むようにする
③ 歯を巻き込んだまま口を真横に開く(この時、口角は上げない)
④ そのまま5秒キープ
⑤ 元の唇の形にゆっくりと戻す