なぜシミはできるの?
紫外線を浴びると作られるメラニン。本来は天然の日傘として肌を守り、約30日周期で古い角質とともにはがれ落ちます。
このメラニンが過剰に作られたり、ターンオーバーが遅れると、肌に定着しシミやくすみに…。また乾燥によるキメの乱れもくすみの原因になります。
シミのある肌
メラニンが大量に発生し、ターンオーバーも遅れて、そのまま定着した状態
シミのない肌
生成されたメラニンが、健やかなターンオーバーで排出されている状態
必要なケアとお手入れのポイント
角層をやわらかくするメラニンを押し上げる澄んだうるおい層をつくる紫外線をブロック
紫外線や乾燥でダメージを受けた肌は美容成分が届きにくいため、成分が中まで届く肌に整えることが大切。その上で、健やかな肌の働きをサポートしながら、透明感とうるおい肌に導く成分をチャージしましょう。
シミ対策のUV防御も忘れずに。
お手入れPoint1 朝と夜の洗顔をしっかり
紫外線を浴びると肌は角層を厚くして防御しようとします。
厚い角層はくすんで見え、またメラニンを排出するのでターンオーバーを遅らせる原因に。
ノーメイクの日も、日焼け止めなどを使った日は、夜はクレンジングを使いましょう。
お手入れPoint2 導入オイルでうるおいの通り道をつくる
年齢を重ねた肌や紫外線や乾燥でダメージを受けた肌は、角質層が固くなり、美容成分が肌内部まで浸透しずらくなります。
導入オイルなどで成分の通り道を作ることで、肌内部に浸透し、隅々まで美容成分をいきわたらせることができます。
お手入れPoint3 うるおいはたっぷりと
ターンオーバーを促したり、肌表面が澄んで見えるカギはうるおいです。紫外線や冷房は肌を乾燥させやすいので、一度保湿した後、少し時間をおいてもう一度うるおしましょう。
お手入れPoint4 美白美容液は面と点で
シミ対策に効果的な美白美容液ですが、おすすめは気になる部分に重ねづけした後、しっかり顔全体になじませること。
面と点でケアしましょう。
お手入れPoint5 365日、日焼け止めを
紫外線は冬でも肌に注いでいます。また洗濯ものを干したり、ちょっとそこまでの買い物でも油断は禁物。
朝はスキンケアの最後に日焼け止め、を習慣にしましょう。